雑誌

 

何年か前中古の音楽雑誌買って、あれどこやったっけとか思ったら目の前にあった。テレビの高さ調節の台にしてた。『snoozer』。

 

多分買ったきり全然読んでなくて、中開けたら文字ビッシリでお、おう、みたいな。分厚いな。確かに家電の下に敷くにはピッタリだわ、みたいな。

 

今の50歳とか60歳ぐらいのヒトたち見て普通にすげぇなって思うのは、なんか若い頃に雑誌いっぱい読んでたっぽいってトコだ。ほんとにあれこれ読んでたんだなって感じでいろんなジャンルの雑誌の固有名あれこれボンボン出てきて、マジかよ、みたいな。それが編集者とか大学の研究者とか、そういうふうな本ってモノがそもそも好きだろってヒトとかは分かるけど、お笑い芸人とかタレントとか、なんつーかまぁそういう「素人」でもいろいろ雑誌談義が当たり前にできてたりするのは脱帽、みたいな。自分は昔も今もほとんど雑誌って読んでなくて、まぁガキの頃からインターネットあったからそれが雑誌のポジション、ネットあったらわざわざ雑誌なんて読まねぇよ、ってのは理屈としてはそうなんだけど、でもやっぱちょっとコンプレックスなんだよな。どうもこう、あー、みたいな。ってか今『snoozer』とか本棚の奥の『WIRED』ぱらぱら捲ってて思うけど、雑誌読むのもひとつの技術だよなこれ。漫画とか普通の単行本読むのとはまた別の。読み方分かんねぇなこれ。