夜更かし

徹夜。本読んでた。

いや読んでなかった。1日中スマホいじってた。

 

毎週毎週、週末無駄に夜更かしして、だから平日きつくなるんだろって後悔して、けど週末すら無駄に夜更かしできない人生ってどうなんだそれって謎の使命感もあって、まぁ月給取りの永遠のジレンマだよな、みたいな。

 

昔、誰かのエッセイで「1日1時間ぐらいずつ、寝て起きるのが遅くなるってのがむしろ自然なリズムなんじゃねぇの?」的なこと読んで、確かにその通りってのが、まぁニートになるとよく分かる。前の日10時に寝たとして、じゃあ今日もそのぐらいに寝るかって思うけど、でもなんだかんだ「あともうちょい」的な感じで本読んだりゲームやったりして時間が過ぎてやっと11時ぐらいに眠くなって、みたいなのを毎日繰り返して、そんで10日後には完全に朝夜逆転して、んでさらに10日経ってぐるっと一巡、また夜10時に寝て朝7時に起きる生活、みたいな、まぁそれはそれで規則正しいっちゃ正しいよな、みたいな。

 

 

酔う

『パラダイスキラー』ってゲームやってた、けどめちゃくちゃ酔う。一人称視点のゲームは酔いやすい、けどこれは特にすごい。全然進まん。エンディング行けねぇよ。ヴェイパーウェイヴっぽいゲーム、ってことで気になってやり出したけど。

 

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設定とか雰囲気、はめちゃくちゃイイ。最高。昔のやらかしで300万日ぐらい追放されてた主人公が殺人事件の解決に呼び戻されるって話。でもゲームとしてはつまんねー。ひたすら島のナカ歩き回ってモノ拾ったりヒトから話聞いて推理のネタ集め、みたいな。ファストトラベルも制限かかってて、とにかくほっつき歩いてこのキッチュな世界を堪能しろ!って趣向のゲームで、けど飽きる。まぁでも確かに、ヴェイパーウェイヴって聴き出して20秒で飽きる音楽だし、そういう意味じゃ忠実に「原作」再現っつーか、いやでも酔いのひどさはマジで勘弁。退屈さに浸る、って境地になる前にぶっ倒れる。死ぬ。

 

これ、小説で出ねぇかな。なんか分からんけど、めちゃくちゃ小説として読んでみたい。こういう世界をオープンワールドのゲームとして作りたい、って欲望はまぁそりゃそうなんだろうって感じだけど、でも、なんか小説なら絶対もっとイイ。酔う云々抜きにしても。なんでそう思うのか自分でも分からんけど。サウンドノベル、でもなくて小説。絵も音も要らなくて、言葉だけのヴェイパーウェイヴ。絶対このゲームやってハマった作家とかいるだろうから、そういうヒト書いてくんねぇかな。星海社あたりでノベライズ出たらすげぇイイ感じあるな。

 

 

ジム・トンプスン

 

ジム・トンプスン読んでた。

昔、扶桑社が翻訳出してて、そんでここ数年は文遊社ってトコが何冊も出版してる。まぁ扶桑社が先にもう目ぼしい作品(『死ぬほどいい女』とか)やっちゃってて、文遊社はその余りモノの紹介って感じで、だからすげぇ面白い、とかじゃないけどそれはそれとして読んでる。トンプスンちょうどいいんだよな。コーマックマッカーシーとかは読んでて「スカしてんじゃねぇぞ」とか思うんだけど、トンプスンは安っぽくてイイ。ヒロインのちんけな台詞とか主人公が妙にヘタレとタフガイのキメラって感じだったり全体的にあんま伏線効いてなくて最後の最後に急展開! 終わり! みたいな雑な流れとか、でもまぁ人生こんなもんですよね、的な謎の説得感っつーか。別にこれでいいよなっつーか、小説ごときでそんな凝ってもしょうがねぇだろ、みたいな。人生ごとき、別に有意義にならなくたっていいだろ、みたいな。

 

 

天皇

 

原武史読んでた。何冊か。久々。

このヒトの天皇関連の話がイイのは、天皇とか皇后とかその他諸々の皇族、個々の「個性」を見ようとしてるってコトだ。いや当たり前だろ、って感じだけど、でも意外とこれが難しい。別に俺みたいな素人に限らず、研究者とかモノ書きでも天皇を「システム」として見る、みたいなやり方はすげぇ多い。

 

大学のとき、授業で折口信夫の「天皇霊」ってネタ聞いてめっちゃ面白かった。要するに代々の天皇は即位すると儀式で「天皇霊」ってモノを取り込む、その天皇霊ってのは大昔から不変の唯一の何かなんだ、みたいな話で、つまり個々の天皇ってのはその憑代でしかなくて、つまり要するに、生身、各天皇の個別のパーソナリティーなんてもんは有って無きがごとし、的な。あと三島由紀夫伊勢神宮遷宮――神社の本体20年ごとにぶっ壊して作り直すってやつ――の話も。要するに建物、モノ自体、「ガワ」に意味はなくてどうでもいいってのが天皇制の、日本の昔っからの価値観なんだ的な話で、まぁつまりだから個々の天皇って「ガワ」の話をあれこれしてもしょうがない、大事なのはそこを貫く、歴史を超えた「システム」を見抜いて論じることなんだ、的な。20歳ぐらいでこういう本読んだりするとコロッとなびく。ヒトじゃなくて仕組みについて考えるのがカッコいいんだ! 的な。要は厨二病網野善彦とかもそういう需要だよな。高校のとき司馬遼太郎の「こいつは有能でこいつは無能」とかって文体、人物評読んでほくほくしてた俺みたいなのは特に「天皇霊」って概念にすげぇハマる。信長が日本史上で3本ぐらいの指に入る為政者、とかって点数付けしてる司馬、を読んでたアホな自分への反動で「システム至上主義」になる。

 

で、原武史はその解毒剤になる。「天皇霊」にハマってるヤツらへの。いや普通に、個別の天皇や皇族がそいつらなりに天皇制ってモノをどう解釈してどう運営したかってのをちゃんと見ようぜと。ヒロヒトとアキヒトじゃ明らかに沖縄への態度違うからな、とか。天皇制の本質は~とか大雑把なこと言ってんじゃねぇよと。まぁ落ち着けよと。だから原武史の良さってのは、多分一回「天皇霊」云々でこじらせたヤツらの方が強く感じる。ありがたや。

 

これも良かったな。自分の小学生のときの日記とか引用してて、で、それ読むともうガキの頃からアタマいいな、みたいな。おぉ自我がある、みたいな。俺が12歳の頃ってもっとこう、猿とかに近いあれだった気がするけど。

 

 

玉木宏

 

『JUDGE EYES』と『LOST JUDGMENT』クリアした。龍が如くVer.キムタク。いやぁまさか31にもなって毎週毎週徹夜でゲームやるとは。完全なバカです。

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特に2作目、『LOST JUDGMENT』が良かった。話は辛気臭くて説教臭いけどそんなことよりとにかく敵役の玉木宏がカッコ良すぎる。玉木宏だけでお釣りがくるゲーム。完璧に玉木宏のファンになった。

 

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作中のムービー、これの21分10秒あたり、「正義を実感しながら彼女を殺したよ」の言い方が最高すぎる。なんだこの圧倒的なねっとり感は。俺が女だったら確実に潮吹いてる。

 

まぁ不満なのは服装あんま変えられないトコだな。衣装は割と何着も用意されてんのに特定のミッションとかでしかコスチューム変更できなくてせっかくの木村拓哉なのになんだよこのお預け、みたいな。この忍者衣装とか最高なのに。

 

あとサイドストーリーの変態三銃士(1作目)、変態四重奏(2作目)は良かったなぁ。パンティ教授、お尻マイスター、デバガメ判事、ジャイアンインパクト…。サイドストーリーって何個も用意されてるから結構手抜きシナリオっぽいのも多かったけど、これは確実に気合入ってたな。

 

 

アサルトスパイ

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『アサルトスパイ』ってゲームやった。めっちゃおもしれー。操作簡単で動き速くてバシバシカッコよく戦えるゲーム。

 

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今までやったアクションゲームで一番面白い。個人製作のインディーゲームってことで、まぁ普通に考えりゃデビルメイクライとかベヨネッタの亜種、劣化版なんだけど、でもデビルメイクライって見ててもあんまピンとこねぇんだよな。このアサルトスパイはたまたま動画見て面白そうって思って、そんでやったら本当に面白かった。ベヨネッタは昔やってたけど、全然アサルトスパイの方が面白くて気持ちイイ。

 

敵とか置物とか諸々使い回し、グラフィックも貧弱、だけどなんつーか、それでも面白い。謎解きとかほぼ無くて戦闘→直進→戦闘→直進の繰り返しってのがリズム感出てんのかな。とにかくマジでいい。

 

話もイイ。コメディ路線で、湿っぽさが1ミリもないのが良すぎる。最後ちょっとメタフィクションって感じで、でもドヤ顔っつーか鼻につく感じがなくて、超スマート。要は「キャラ」の同一性、みたいな。世界が書き換わってもオレはオレ、お前はお前、みたいな話なんだけど、そのオチが、なんつーか全然小賢しくないのがすごい。感傷も洒脱も振りかざさないメタフィクションってこんなにイイもんなんだな、みたいな。メタフィクションとか嫌いってヒトほどこれはグッとくるんじゃねぇかな。

 

キャラもいい。みんなイイけど特に裏主人公のアメリアがめっちゃカワイイ。惚れる。やってるうちに惚れてく。あー最高。

 

難点はボリューム少ないこと。10時間ぐらいで終わる。そんで続編とか出る気配微塵もないこと。もっとこいつらがわちゃわちゃヤッてんの見たい。

 

 

 

作者、新作開発中っぽい。アサルトスパイ、の続編じゃなさそうだけど、でもアクション自体は正統かつ超進化形って感じですげぇ面白そう。タイマン戦闘だけならドラゴンボールのゲームがこんな感じだけど、ザコ敵とかもいてこのスピード感はかなりヤバいだろ、マジでこんな動きできんのか、まさかQTEって騙しじゃねぇよな、みたいな。早くやらしてくれー。

 

 

インスクリプション

『インスクリプション』やった。いやぁまさか31になって夜通しゲームやるとは。完全なバカです。

 

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要はカードゲームをダシにしたメタフィクション。ってかクリアしても中身ほとんど分からん。ヤバいモノがあって主人公がヤバいことに巻き込まれて最後死にました、みたいな。とりあえずクリアしてwikiとか考察サイト見て「あぁー」とか「ほぉー」とか「へぇー」ってなってるトコです。

 

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ゲーム内、ってかゲーム内ゲームのキャラたちがカードゲーム大好きっ子でした、みたいな。自分たちの世界が滅びていって自分たちも死んでく中で、最後にやりたがってんのが、そんで実際やってんのがプレーヤー(っつーか主人公)とのカードゲームで、まぁ、感動的だったな。いやこの程度のストーリー、ってか描写すら考察サイト見るまで分かってなかったけどな。やってる最中はもうマジで何ひとつ分からんかった。まぁ俺はかなり鈍い、アタマ悪い方だとは思うけど。

 

これ、レビューとかゲーム記事の紹介とかで「ネタバレ厳禁!」みたいな言われ方散々されてたけど、別にそういうあれじゃないと思うわ。ってかこのゲームに限らずだけど、「ネタバレ厳禁!」みたいな言い方で作品を持ち上げんのは、なんつーか広告代理店だけでいいだろ、俺らがそこに乗っかる必要ないだろ、みたいな。俺ら一般人がそういうはしゃぎ方すんのは、むしろその作品を損なってる気がする。ダサい。最近RTAの動画とか好きでよく見てるけど、なんか「この作品はド●クエの影響を…」「それ以上は言わない方いいっすよww」みたいなやりとり、要は自主規制ごっこ、テレビとか影響力でかいもんの猿真似のやりとりしてたりすんのがすげぇウザい。はっきりドラクエって言えよ、ポケモンって喋れや、みたいな。要するに俺らってすぐ「でかいモノ」の真似をしてしまう、そいつらの「言い回し」でしか喋れなくなるんだな、みたいな。くそだよくそ。