マジック・ザ・ギャザリング

 

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2週間ぐらいずっとマジック・ザ・ギャザリング(のオンライン版)やってた。2週間で150時間ぐらいやってて、死ぬまでやりそうな勢いだったんでアンインストールして、でもまたインストールし直して、ってのを5回ぐらい繰り返してて、あーやばい、みたいな。もういいだろこれ。

 

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やり出したきっかけはどっかのカード屋の店長のコラムとか見て面白そうだったから。カードゲームそれ自体ってよりは現代アートばりに上がってる古いカードの値段とかカードの種類あり過ぎて草の根で勝手に新しい遊び方編み出しちゃったりとかブラック・ライブズ・マターのとばっちりで何枚も禁止カード出たり(公式データベースの画像も抹消!)とか、そういう周辺事情、ゴシップが面白くて、じゃあまぁ、一応「教養」としてちょっと実際のゲームもかじってみるか、的な感じでやり始めて、見事中毒、みたいな。いやもういいわ。もうやらんぞ。

 

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このヒトのブログも面白い。勝ちまくって公式認定のプロになったけど公式の方で特に何もしてくれなくて、なら自力で新世界の神になる!(キリッ)的な感じでいろいろカードゲーム論書いたりしてて、お、おう、みたいな。

 

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要はデュエルマスターズ、なんだけど、でもガキの頃にやってたそれの感覚がこびりついてるせいで、150時間やっても最後まで慣れなかったのが攻撃のルール。ギャザリングの方だとクリーチャーがクリーチャーに向かって攻撃できないってのが死ぬほど違和感マックス。この初歩の初歩の仕組みだけで100回ぐらいミスした。

 

あと「呪文」って言葉。ギャザリングだと基本全部のカードが呪文ってことになってて、要するに遊戯王の魔法カードとかトラップカード的なもんだけじゃなくてクリーチャーも呪文ってことになってて、いやカードがっていうかそれの効果を発現させる、「在らしめる」っていう行為が「呪文」ってわけで、…いやまぁ、とにかく、これもなかなか慣れなくて、なんだよこのややこしい言い回し、みたいな。

 

まぁ徹底してるっちゃしてるよな。クリーチャーだろうがアイテムだろうが何もかもがプレイヤーの唱える「呪文」の産物であって、要するにプレイヤーはすべてを「呪文」によって生み出す魔法使いであって、マジック・ザ・ギャザリングってゲームは要は魔法使いごっこのコスプレ大会以外の何物でもなくて、みたいな、まぁ、そう考えると確かに、他のカードゲームだとそういう「設定」はあんま前面に出てなくて、確かに、このカードを使ってる俺は誰なんだっていうメタフィクション的な疑問が生まれなくもないよな、みたいな。ポケモンカードのプレイヤーはトレーナーって設定、とか一瞬思うけど、でもカードとしてオーキド博士とかを使役したりするわけで、そんな自分は、この自分はどこの次元の何者なんだって謎は深まるばかり、みたいな。