徒歩

 

不毛の地を往く、って感じ、無理だろこれ

回り続けるこの街、荒野みたいに痛みが延びて

車輪がアスファルトに食い込む、ヒビを産む

世界中、そこらじゅうのヤツら、あんたらが

100トンのチケットを運ぶ

100万年の重みで膝をつく

俺もそうだ、たまに迷子になるけど

骨の手

頭上、雷鳴

怖いのは青春の喪失、それと就活

泣いてる身分証

病気の種が根を下ろす、日々のrushで忘れてく

俺たちの人生は古ぼけてあばたヅラ

電柱のビラみたいによ

                                  (許立志)