2024-05-01 無理 誰かがひとつ、明かりを灯して、俺たちのこの限界、無理を照らしてくれるかもな そいつが最後の希望 ここに10万、機械があれば なら 40万の手、40万の足、20万の頭蓋 訊かぬが花、絶望の重さは 青空は灰色に 作業着がクチほどにモノを言う、俺らがマジ無理ってこと 日勤は陽を、夜勤は月を拝めない 工場のちんけな明かりが俺らの影を延ばしてく 無理があふれる 床に滴る (許立志)