無理

 

誰かがひとつ、明かりを灯して、俺たちのこの限界、無理を照らしてくれるかもな

そいつが最後の希望

ここに10万、機械があれば

なら

40万の手、40万の足、20万の頭蓋

訊かぬが花、絶望の重さは

青空は灰色に

作業着がクチほどにモノを言う、俺らがマジ無理ってこと

日勤は陽を、夜勤は月を拝めない

工場のちんけな明かりが俺らの影を延ばしてく

無理があふれる

床に滴る

                                  (許立志)