ブロディーの報告書

 

ボルヘスの短篇集、『ブロディーの報告書』、久々に読んだら内容全然憶えてなかった。ってか多分今まで読んでなかった。自分の中ではもう5回ぐらい読み返してたつもりだったんだけど…。どういうアタマしてんだこれ。

 

多分そんなもんばっかなんだろうな。本棚見て、これは前に読んだわとか思っても実際は1ページもめくってねぇ、みたいな、そういう本ばっかなんだろうな。ってか本以外も全部そうなんだろうな、これは見た、ヤッたとか勝手に思ってるだけで本当はあれもこれも童貞でした、みたいな。

 

ジジイになって今よりアタマ鈍って、そんときはもうますます悪化してヤバいだろうな。ヤッてないのに全部ヤッた、森羅万象済ませたとか思って死んでいきそうだな。まぁそれはそれで幸せそうな気もするけど。そこまで突き抜けられたらアッパレだよな。多分。